本学では「医療的ケア」が法令として必修となる以前から、必修科目として科目設定しています。また、最新の実習機器を使った演習により、高い技術を習得することができます。
尊厳保持の観点から、高齢者にとっての「衣食住」の意義と課題を理解し、自立・自律を尊重した介護を行うための知識・技術を習得します。
自分を知ることからはじめ、他者への理解を深め、「個人の価値観と専門職の価値観」について学びます。基礎的なコミュニケーション能力など、実際の介護現場で必要となるスキルを体験を通して学習します。
生命維持のしくみや老化、障がい、疾患などについて学習。また、心と体についての医学知識を身につけ、利用者の行動や症状を理解し、介護に役立てます。
介護に関するさまざまな授業で得た知識や技術を統合して、アセスメント(情報収集)、計画の立案、実施、評価を行い、適切な介護サービスを提供できる能力を養います。
人間の発達と老化をトータルに学びます。老化、老齢期の発達課題、疾患の特徴を知り、介護・援助に必要な基礎や実践的理論を身につけます。
介護保険法、障がい者自立支援法の基礎を学び、高齢者や障がい者の自立した生活・日常生活を支援するために必要な制度であることを理解します。医療関係者との連携に必要な法規などの基礎知識も習得します。
介護福祉法の一部改正により、医師の指示に基づいて行われる喀痰吸引などの、高齢者や障がい者が日常生活を送るために必要な支援が、介護福祉士に認められました。この介護福祉士に認められた医療行為を総称して「医療的ケア」と言い、今後は医療分野に強い介護福祉士が求められます。